職務経歴の言語化 ― 数字と成果で語る短いストーリー術

職務経歴の言語化 ― 数字と成果で語る短いストーリー術
こんにちは、ライフデザインパートナーHMです。
経歴が長いほど、説明は難しくなります。50代に必要なのは、「要するに何ができる人か」を30秒で伝える構成と、根拠となる数値です。
3つの軸でまとめる
- 役割軸:PM/営業改善/新規事業 など「役割名」で言い切る
- 成果軸:売上、利益、コスト、品質、速度などの数値で表現
- 再現性軸:どの状況で同じ結果を出せるか(業界/規模/期間)
30秒自己紹介テンプレ
「私は中堅BtoBでのPM経験が長く、直近3年は案件可視化と見積り精度改善で粗利率を5pt改善しました。条件が揃えば、3〜6ヶ月で同様の結果を再現できます。」
STAR法を数値で締める
- S(状況):何が問題だったか
- T(課題):何が求められたか
- A(行動):あなたがしたこと(3つまで)
- R(結果):数値・期間・対象(例:粗利率+5pt、6ヶ月、20案件)
##「長い説明」から卒業する作業
- 直近5年の成果を5件選ぶ
- 各件をSTAR法+数値で200字に圧縮
- 共通する「型」を見つけ、できること3つに再編集
面接での運用
- エピソードは「問いに合わせて」取り出す
- 数値に根拠を添える(期間/対象/比較の3点)
- 失敗談は「改善により再現性が増した」で締める
伝える力は年齢に関係なく磨けます。「短く、数字で、再現性」を合言葉に、あなたの強みを誰にでも伝わる言葉へ変換していきましょう。