更年期のゆらぎとつき合う──医師と民間療法の良い距離感
こんにちは、ライフデザインパートナーHMです。
更年期の不調は、日ごとに姿を変えます。だからこそ、対処もひとつではありません。医師の治療と生活の工夫、民間療法の“ちょうどいい距離”を束ねて、少しずつ楽を足していきます。
医療では、ホルモン補充療法(HRT)や漢方など選択肢が広がっています。副作用や禁忌の確認は前提として、“試して合う/合わない”を丁寧に見ます。自己判断でやめたり増やしたりせず、変化をメモに残して共有すると、治療の精度は上がります。
生活の工夫は、体温と睡眠、ストレスの三点。重ね着で温度の波をならし、寝室の光と温度を整え、昼に少し歩いて体を疲れさせる。カフェインやアルコールとの距離を一歩だけ広げる。これだけでも、波の高さは下がります。
民間療法は“効いたら続ける、効かなければやめる”。サプリやハーブは体質差が出やすいので、医師・薬剤師に併用の可否を相談しつつ、3〜4週間で見極めます。ヨガや呼吸法、マインドフルネスは副作用が少なく、緊張をほぐす“土台”になります。
伴走のメモ
症状の強さを“0〜10”で一日一度だけ記録。効いたこと・効かなかったことも一行で。治療の地図が短くなります。
波は消えないかもしれません。でも、波をならす工夫は必ずあります。
※本記事は一般的な考え方の紹介です。治療の適否や薬の併用は医師・薬剤師に相談してください。