腸が止まりっぱなしになっていませんか?

朝にちょっと腸が動いたあと──
午後になると、完全に“沈黙”。
そんな日が続くと、便秘はどんどん習慣化してしまいます。

でも腸には、小さな刺激をこまめに与えることで動きを保つ性質があります。
鍵になるのが、「3時間ごとの立ち上がりスクワット」です。

なぜ3時間ごとに動くのがいいのか?

  • 同じ姿勢が続くと、腸は**“停止モード”に入りやすい**
  • 3時間という間隔は、腸のリズム(消化管のぜん動周期)と相性◎
  • 立ち上がる+下半身を動かすことで、腹圧→腸刺激の流れが生まれる

定期的に“動かす指令”を腸に出し続けることで、
出せる腸リズムが育つのです。

実践:立ち上がりスクワット(1分以内)

◾️やり方

  1. 椅子からスッと立ち上がり、その場で軽く腰を落とす
  2. ゆっくり3秒かけてしゃがみ、3秒で戻る(1回)
  3. これを2〜3回で十分。深呼吸と合わせるとより効果的
ポイント

スクワットといっても、“下まで落とす”必要はなし。
膝を少し曲げるだけでも腸には伝わります。

どんなタイミングで行う?

  • 午前・午後の仕事開始から3時間ごと
  • 長時間の会議後・外出後・読書後など、「動かずにいたな」と感じたら
  • 昼食後にガスが溜まりやすい人は、食後1時間後を目安に

続けると腸が覚える変化

  • ガスが自然に抜ける
  • 午後でも便意が訪れるようになる
  • 腹部の血流が改善し、張りにくくなる
  • 骨盤〜腸の連動感覚が育つ
補足

スクワットは「腹圧」「骨盤刺激」「呼吸」の3つを同時に満たす腸活動作です。

Q&A

Q. 毎回スクワットするのが面倒です…

A. 1回でもOK。大事なのは「腸に動きのスイッチを入れる」こと。
“立ち上がって座る”だけでも意味があります。

Q. スカートや外出中では難しい…

A. ヒザの屈伸を軽く1〜2回するだけでも腸は反応します。
目立たない範囲で、“動きの指令”を送ることが大切です。

Q. やってもすぐに出ません…

A. もちろん即時反応とは限りませんが、
腸に“動いていいんだよ”と教えるルーティン」として続けることが効果を生みます。

まとめ:3時間に一度、腸にスイッチを入れる

腸は、動かなければどんどん休む性質を持っています。
でも、わずかな刺激でも、きっかけがあれば必ず反応する臓器です。

椅子から立ち、しゃがんで、戻る──
たったそれだけの“意識ある1分”が、腸に革命を起こすかもしれません。