動けない時間こそ、“こっそり腸活”のチャンス

会議中、通勤中、商談中──
長く座っていると、だんだんお腹が張ってくる。
でも立ち上がれない、運動なんてもってのほか。

そんな時こそ使いたいのが、
「足首回し×深呼吸」のコンビネーション腸活です。

なぜ足首を回すと腸に効くのか?

  • 足首の回旋 → ふくらはぎのポンプが動く
  • 血流アップ → 下半身の滞りが改善される
  • 骨盤まわりの血流が活性化 → 腸の動きに連動

そして、深呼吸を加えることで
腹圧と横隔膜の刺激が腸に届くため、
座ったままでも腸に十分なスイッチが入ります。

実践:足首回し×深呼吸ルーティン(2分)

◾️ステップ①:足首をそっと浮かせる

  1. 座った状態で、片足のかかとを床から1〜2cm浮かせる
  2. 太ももやふくらはぎに力が入らない範囲で

◾️ステップ②:足首をゆっくり回す(30秒×左右)

  1. 小さく、円を描くように回す(時計回り→反時計回り)
  2. 1周3秒くらいのスピードで
  3. 足先だけでなく、骨盤までつながる感覚を意識

◾️ステップ③:深呼吸と組み合わせる(1分)

  1. 足を置いたまま、鼻から4秒吸って・6秒かけて吐く
  2. 吐く時にお腹を引き締める感覚で
  3. これを3〜5呼吸分繰り返す
補足

足とお腹を“別々に動かす”ことで、腸と神経系に多重刺激が届きます。

どんな場面で使える?

  • 会議中やWebミーティングの最中に
  • 電車・バスなどで座っている時に
  • レジや受付など、立ちっぱなしの合間に
  • 食後の「動けないけど張ってる」時間に

続けると変わる感覚

  • ガスが静かに抜けていく
  • 便意の兆しが“ぼんやり”→“明確”になる
  • 姿勢が整い、お腹が下に落ちてくる感覚が育つ
  • お腹が張りにくくなり、午後の集中力が回復
補足

“こっそりできる”ということは、
“毎日続けられる”という最大のメリットでもあります。

Q&A

Q. 靴を履いていても効果ありますか?

A. 十分効果があります。
足首を“意識的に動かす”ことで、ふくらはぎと骨盤の循環が高まります。

Q. 呼吸と足の動きがバラバラになります…

A. 問題ありません。
それぞれを丁寧に意識すれば、“腸が覚える刺激”として積み重なります。

Q. 他人に気づかれたくないのですが…

A. つま先だけ・呼吸だけなど部分実践でもOK。
足の動きが最小でも、腸には刺激が伝わります。

まとめ:座ったままでも、腸は動かせる

「動けないから便秘になる」──
そう思っていた方にこそ、この静かな腸活を試してほしい。

足首をくるくる、息をふう〜。
それだけで腸は、「よし、動くか」とつぶやき始めます。