前屈があと5㎝深まると腸が笑う“ハムスト爆ほぐし”

腸が“引っかかる感覚”ありませんか?
出るには出たけどスッキリしない。
お腹が下に落ちていかない感じ。
朝の白湯も効かない…。
──そんなとき、意外な盲点が「もも裏の硬さ」です。
ハムストが硬いと腸が動かない理由
- ハムストリングが縮んでいると骨盤が後傾
- 骨盤が寝ると、腸が“曲がったホース”状態に
- 結果、便の通り道が狭くなり、ガスも便も滞る
だからこそ、「あと5cmの前屈」が腸に届くのです。
実践:ハムスト爆ほぐしルーティン(所要3分)
◾️準備
- 床に座り、足を軽く伸ばして前屈の状態を確認
- 「今どこまで届くか」を把握しておく
◾️ステップ①:ひざ裏ゆらし(30秒)
- 仰向けになり、片足を曲げて両手で抱える
- 膝裏を中心に、脚を小さく前後に揺らす
- ハムストの「奥」がゆるむ感覚が出るまで続ける
補足
この時、息を吐きながら揺らすと効果アップ。
◾️ステップ②:もも裏アイロンストレッチ(1分)
- 片脚を伸ばし、つま先を天井に向ける
- 両手をもも裏に当て、手で軽く圧をかけながら前屈
- 呼吸を止めず、3呼吸キープして戻す
◾️ステップ③:仕上げの前屈(1分)
- 両足を伸ばし、もう一度前屈
- 最初と比べて、「あと5cm」深くなっていたら◎
- お腹が脚に触れる感覚をじっくり味わってみてください
どんな人に特におすすめ?
- 前屈が苦手で、足に手が届かない
- 便秘のとき、腰や背中も重くなる
- 骨盤が寝ている姿勢(猫背気味)
- 腸マッサージが効きにくい体質
変化のサインはこれ
- ガスが抜けやすくなる
- 背中〜腰が軽く感じる
- 便がスルッと通るようになる
- 姿勢が整い、腹圧が高まりやすくなる
ポイント
ストレッチで腸に物理的圧力を加えるのではなく、通り道のカーブを整える感覚が大切。
Q&A
Q. そもそも前屈ができません…
A. 大丈夫です。足を曲げてもOK。
ハムストがゆるめば、自然と前屈も深まっていきます。
Q. 揺らしやストレッチで腰に違和感が…
A. 無理に引っ張らず、膝を軽く曲げて調整を。
ポイントは「やさしい動き」です。
Q. 腸に効いている実感がないのですが…
A. まずは「脚が伸びた感覚」が出れば大丈夫。
それが骨盤を正し、腸へのスペースが開いてきた証拠です。
まとめ:脚をゆるめて、腸を流す
腸の動きは、筋肉の緊張にとても左右されます。
とくに骨盤まわりは、その影響が顕著。
ハムストを爆ほぐしして、前屈を5cm深める。
それだけで腸は“笑うように”流れ出すことがあります。
「お腹が通らない朝」に、足元からやさしく攻めてみましょう。